The BAMBOO BROOM DIARY entries from 2015.

March 2015

March 24, 2015

March 24, 2015

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2015/3/24 : というわけで(きのこ)
ご無沙汰しております。きのこです。
ちょっと目を離している隙に三月が終わろうとしていた。
迫り来る血と骨の饗宴の刻。
背骨の随を、魂を千切りにしていく緊張の日々まであと一週間足らず……うひぃたまらん。
あ、いや、違う、そうじゃない。血肉の話をしたいんじゃない。今度はちゃんと我慢するから。ほんとほんと。うん、きのこがこの先生き残れるどうか、正解は一週間後!

 ■■■

さて本題です。
いよいよ発売日を迎えました、Fate/stay night UBWBOX1 。
オリジナルエデションを含めた前半戦。二期が始まる4/4に備えてもう一度味わってほしい。

んで。そんなufoさんの頑張りに負けないよう、自分も小説でアニメ本編の補完などをしてみました。

凛ルートでは語られる事のない、ある人物の成り立ちとその世界の説明。
彼女がどんな思いで剣をとり、どんな時代を生きたのかの物語です。
色々と派生し今も広がり続けるFateですが、その原点の物語として、
今の奈須きのこに出来る全力を詰め込みました。楽しんでいただければ幸いです。


  ■■

それとちょっとだけ宣伝。
森井しづき著、漫画版「Fate/strange Fake」の出来が本気で凄いんだってばよ。
森井さんの絵柄とセンスは特出していると知ってはいたけど、こんなに成田小説に合うとは思わなかった……!
一巻後半の緊張感は下手なホラー顔負けなので、小説を読んだ人も―――いや、小説を読んだ人にこそ見てほしい。あの描写をこう絵にするのか、と読み入ることしきりだから!

そして、そんな漫画版に負けないように猛スピードで原稿を進める成田良悟も同じレベルのモンスターだよ。監修の名の下に二巻の前半部分を読んでいるんですがね……ふふ……やはり成田の小説は巻ごとに面白くなっていくな……

April 2015

April 2, 2015

April 2, 2015

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2015/4/2 : 舞台裏。(きのこ)
疲れがとれぬ。きのこです。


もう何度目かの四月一日が終わりました。
今回のネタは二転三転し、カタッシュ村でいくかツイッターでいくか悩んだ末、
アニメFate二期開始前だから……という事でFateメインでのお祭り騒ぎと相成りました。

しかし……
二度目のツイッターなのでハードルはあがるあがる。
前回学んだ事は生かす、やった事は避ける……というスローガンのもと、規模を拡大の一途をたどったのです。すまん。

エイプリル企画に選ばれてしまった(不幸な)TMスタッフはもちろんの事、
多くの絵師さんとライターさんに協力していただけた事、ここに感謝いたします。
みんな、こんなバカ企画に参加してくれてありがとうな!



んで。絵師さんは絵を見れば一発で中の人が分かりますが、テキストメンツはそうもいきません。
みな名のある作家でありながら、「一日だけならなんとか!」と快諾してくれた愛すべきボンクラども……その正体をここに明かそう!

ゴラクネタは控えめにしろと言ったよな。でもスパルタクスPが最高だったで許す。東出裕一郎。
なぜ自前でホテルに泊まってるの、バカなの? でもマナカが可愛すぎたので許す。桜井光。
二日前に脱稿したばかりなのになんで「じゃあツイッター上で小説とか書きますよ」とか笑顔で言いつつ、オレよりブラボ進んでいるの? 超人なの? 成田良悟。
神戸在住のため一日だけの打ち合わせにこられず、電話越しに「そういうワケで最後はエルメロイが締めるのでしくよろ」と爆弾をスマッシュパスされた男。三田誠。
目の前でトコトコ歩いていたので捕獲、事情を話したら「よし。十年越しにある人物に決着をつけようじゃないか」と舌なめずりをした悪魔。虚淵玄。
あと経験値のヤロウ。


以上が外部からのライターさんです。
誰がどのキャラ担当だったかは名前を見れば分かると思われるのであえて答え合わせはしな……いや、ぶちさんだけは分かりづらいか。
ミスターKとソラウちゃんと時臣は当たり前として、その、なんだ。実はシンジもやってもらったんだ……ノリノリだったんだ……


このそうそうたるメンツが当日、タイムスケジュールを見ながらもやりたい放題暴れた結果があのツイート量でございます。
大枠の流れは事前に決めていたものの、やはりツイッターは生き物。
みなさんからの反応、コメントによってキャラクターのリアクションも変化し、最後の時間はノベルゲームゲームでは再現できない地点に到達できたと思います。
盛り上がりと寂しさ。お祭りの終わりはいつも切ないッスよね……


あ、でもJKジャンヌ(EXP)はあとで反省室な。
ケイネスの結末でしんみりしていたところに爆弾投下しやがってwwww

 
 ■■

「もうやめよう」
「疲れるんだってば」
「これ労働時間外の仕事ですよね!?」
等々、この企画のたびにいっつも思う事ですが、これも企業努力の一環、とスタッフで励ましあいながら今回もなんとかなりました。努力……努力ってなんだ?


まる一日、こんなバカげた祭りに参加してくれたモニター前のみなさん。
企画に賛同し、クリティカルなイラストをあげてくれた絵師のみなさん。
ヘロヘロになりながらキャラクターたちを走らせてくれたライター陣のみなさん。
そして縁の下で屋台骨を作り、維持してくれたTMスタッフ。
それを取りまとめてくれたセイバー好きの社長。

大がかりな祭りを成功させるために協力してくれたすべての人に感謝を。

ありがとうございました。
また来年、何かできればこれ幸い。










追伸.
ラストパートの誤字は許すのが型月ツイッタラーのたしなみダゾ☆

April 11, 2015

April 11, 2015

Partial translation:
A lot of games and novels have been adapted into anime these past twenty years.
And, it goes without saying that the original work and the anime version are different things meant to be enjoyed in different ways.
It's like an airliner and a sea cruise heading to the same destination.
So, going into it expecting to get the same impressions, the same excitement, is a mistake from the very start.[Translator 1]

2015/4/11 : 無題。(きのこ)
こんにちは。
竜の逸話があるからドラゴンサモンが宝具と信じてサーヴァントを喚んだところ、

「すみません……喚べるけど制御できないので竜とか使いません……
 あ、でもこの痛そうな短剣とか、どうでしょう?」

とか言われてイラッときてしまったイケメンマスター、アトラムです。

嘘です。



という訳で待望の#14、新規シーンましましのFateでした。

一期は脚本をいただいてから全台詞に手を入れさせてもらうのが基本的な監修方針でしたが、
二期は「このシーン任せて」「このシーンもこちらで」と、
ゲームで表現できなかったシーンをまるって書かせてもらう事も多かったのです。

その中でも#14、#15はかなりのワガママを聞いてもらい、
こちらのやりたい事を受け入れてもらえました。



  1. 14のアトラムは監督に「五分だけの追加でキャスターのマスターの話をいれたい」と振られたので


「よーし、パパ一からアレンジしちゃうぞー。なに、ゲーム版では中肉中背の中年とか書かれていた? うん、それはきっと幻なんだ。気にしてはいけない。キミ、啓蒙をもっと高めたまえよ……脳内に瞳を作りたまえよ……そう……一緒にヤーナムで交信しなさいよ……」

とばかりに調子にのったら、その、なんだ。見ての通りの惨状になってしまってな……。
でも分かってほしい。
分刻みでシーンをはかる脚本家の固有スキルをきのこが持ってるワケねーのである。
かくして石油王アトラムさんが急遽参戦したワケですが、ufoが凄いのはこの後です。

「22分では収まらないのでこのシーンはほぼカットします。けど重要なので作りましょう」
「?? いや、書き直せ、とかじゃなくて? だって入らないんでしょ?」
「そこは編集でなんとかできます」

とホントに作っちゃったところだよー!
先行上映会ではフルバージョンでしたが、
放映版ではアトラムとキャスターの初対面の会話、
アーチャーとキャスターの言葉のジャブの打ち合い等がカットされています。
なのに話は通じるという不思議……これが22分で戦うアニメ業界か……すげえな。
カットされた部分はブルーレイに収録されるそうなので、そちらもよろしくお願いします。

福島さん演技のアトラムがすごくいいんだ……一話でコロコロするには惜しいぐらいにさ……



そして来週の#15ですが、せっかくなのでイリヤルートで予定していた
『そもそもアインツベルンとは何か』の設定のお蔵だしをしつつ話を盛り上げようと、
まるっと新規シーンが追加されています。
これ、当初の制作予定にはなかったものなので一から美設を作る事になります。
たいへんカロリーの高い無茶ぶりです。
自分も「書きはしたけど現実的じゃねえから没だな」とダメ元で提出したら、
穏やかな笑みで『大丈夫。これは全部できます。やりましょう』とうなずく三浦監督と近藤社長の姿があってな……

その後ろで『あー、うん。これはやらないとダメだよねー』と涼やかに同意する須藤/桜大好き/監督。なにものなんだ一体……エイプリルではアイドル桜を描き下ろしてくれてありがとう……!

普通のアニメ制作の座組では難しい事をイヤな顔ひとつせず受け入れ、
そして見事に描ききってくれたufotableのスタッフの皆さん、そして三浦監督に感謝を。


いろいろなゲーム、小説がアニメ化されてはや二十年弱。
いまさら言うまでもありませんが、原作とアニメは別物です。違うジャンルの娯楽です。
一つの目的地に向かって空路と海路で旅するぐらい違うものなのです。
だから同じ読後感、同じ高ぶりを求めるのは前提が間違いです。

アニメ版UBWはゲームでしか表現できない言葉の積み重ねを廃したかわりに、
映像と演出、時間のコントロールで物語の裏側を表現しています。

  1. 15はそれが特に確かなものとして伝わっていると感じました。

これは原作サイドにいる人間としてもちろん、一ゲームユーザーとして望外の喜びです。


さて、ともあれ二期は転がり始めました。
牙を向き出しにしたUBW、どうか最後までお楽しみください。


  ◆◆◆


ところで実況ツイートはしないのか、だって?

  1. 13はエイプリルの後なんで自粛、次の#14はご挨拶をかねてやる気はあったんだけどなー。
  2. 13見たら「あ、これ実況したらあかんヤツや」と思い直したんや。

ボケ突っ込みができるのは一期までだったんだよ、遠坂……


April 17, 2015

April 17, 2015

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2015/4/17 : 今期のダークキャット(きのこ)
今期のアニメはマジ豊作そろいなんですが、
その中でもちょっと予想外のものと出会ったので報告かつ宣伝活動をしたい。

『軽音部にあこがれるも人見知りで部室に入れない、けど今日こそは……!』
という王道な物語導入とOPソングを卓越したセンスで融合させた後、
ベッドに転がる主人公の可愛さとふとももで視聴者を魅了させてかーらーの、


な に こ の 魔 展 開 ……! (超展開なんて見飽きたもんじゃねえ)


あまりのブッ飛びように
「まあ、いつものサンリオだよ。驚く事じゃないさ、この程度」と落ち着きを払い、
ねんどろいどにしたら映えそうなCGキャラの無駄に格好いいアクションに目が慣れてからの、
脳みそハニーキャラメルでとろけちまうほどのド直球kawaii描写……!
あざとい。あざとすぎる。でもその剛速球ぶりが爆笑と歓喜をたたき込んでくる。
それが今期はじまったガールズ/カオティック/バンドドラマ。

『SHOW BY ROCK!!』

サンリオの狂気が荒れ狂う。
みんな、まだ間に合う。というか間に合わなくなっても(以下略―――!

May 2015

May 23, 2015

May 23, 2015

2015/05/23: Last Stardust (Kinoko)


So, did you enjoy episode 20?

In the Newtype interview, I answered, "they let us detune #20." This is what I meant by that:
To take boxing as an example...
The game version followed a full round to the end with a victory by judgment,
while the anime version was a play that ended with a burning knockout in the first round, or something.


---Proceed ahead not by dwelling heavily on the past, but by comparing each other's states of mind.

Evolving circumstances are nothing other than the selection of functions.
In exchange for discarding many components, we investigate a single one thoroughly, and update the maximum speed.
In the pursuit of making a pleasant visual production, we do away with following the text word-for-word, and lightly run towards our goal.
That is the UBW anime's answer.

 ◆

So. Enough about all that story writing stuff.
This time, there’s something even more important to discuss, you know?
That’s right, why don’t we talk about the extraordinarily powerful background song!

When Shirou does xxxxx, the background music is by Aimer, who also did the opening theme “Brave Shine.”
The name of that song is “LAST STARDUST.”
Actually, both of these songs were submitted by Aimer as candidates for the opening theme of UBW’s second season.
They’re both great songs that elevate the themes of UBW, so frankly, we were writhing with indecision over which one to use.
As a result, we strategized that the opening needed a feeling of speed, so we went with “Brave Shine.”
As a theme song, “LAST STARDUST” was outstanding in my mind.


 “Unfortunately, it breaks our hearts to have to pick only one… but we’d be happy to see “LAST STARDUST” used in Sakura’s route, so plan for that, please!”


Is what we insisted to Aimer.
Three months later, somehow a recording of “LAST STARDUST” that was more polished than the demo version reached my ears.


Nasu: “How!? No, I’m incredibly happy though! I’m not exaggerating when I say that I can taste UBW just by hearing this! But why did they spend so much time making it!?”
Director Miura: “Ah, about that. I requested it as a background song because I really wanted to attach it to episode 20. But, we didn’t know if it would go well, so we didn’t tell you until it did. Tee-hee.”
Nasu: “Dammit man, you kept quiet about something this important—
   Don’t mind me, just keep doing this——!”

And so we got the best possible result.

Who would’ve thought that it would become a scene brilliant as only an anime could be?
It was Director Miura’s idea to play “LAST STARDUST” during the farewell scene in the internal world.
This didn’t come out of the scriptwriting stage.
Making the story of an anime is like a baton relay.
The continuity of the script is handed over the the continuity or production, ultimately resulting in many times more good things.

One such miracle is this episode’s background song, which came out of this process.

Both “Brave Shine” and “LAST STARDUST” being in the same production distinguished the power that came out of this series of events.
The full versions of both songs are an even deeper experience, so please buy the single if you like them. They’re really good.

What? There’s no release date yet?
You’ll just have to believe in the courage of Sony Music…!

 ◆

And now, please enjoy the five remaining episodes of the TV anime UBW.

My gratitude to Aimer for their wonderful compositions and songs, and their cooperation that showed a deep appreciation of our work.[Translator 2]

2015/5/23 : 最後の星屑(きのこ)


というワケで#20、お楽しみいただけたでしょうか。

Newtypeのインタビューで「#20はデチューンさせてもらった」と答えましたが、それはこういう事だったのです。
ボクシングで例えるのなら
ゲーム版はフルラウンド使って戦いきる判定戦、
アニメ版は1R目で燃え尽きるKO劇、みたいな。


―――過去を厚く語るのではなく、互いの心境を対比させる事で先に進む。

環境進化とは機能の取捨選択に他ならない。
複数の要素を切り捨てるかわりに一点を突き詰め、最高速を更新する。
映像作品として気持ちのいいものになるよう、文字通り装甲を外しむき出しの軽さでゴール目指してひた走った。
それがアニメ版UBWのアンサーです。

 ◆

と。そんな物語の構造のうんちくはどうでもよく。
今回はもっと大事な話があるだろ?
そう、破壊力抜群の挿入歌についての話をしようじゃないか!

士郎が××する時に入る挿入歌はOPソング『Brave Shine』同様、Aimerさん側の手によるものです。
その名も『LAST STARDUST』。
実はこの二曲、UBW二期のOP候補としてAimerさん側から届けられたものでした。
どちらもUBWのテーマを押し上げてくれる名曲で、正直、どちらも使いたいとのたうちまわったものです。
結果としてOPにはスピード感が必要だ、という事で『Brave Shine』に軍配があがりましたが、
テーマ性において『LAST STARDUST』は頭一つ飛び抜けたものでした。


「残念だけど、ここは断腸の思いでどちらかを選ぶしか……というか『LAST STARDUST』は桜ルートで使わせてもらえたら嬉しい……というか予約させてくださいネ!」


とAimerさん側に打診した我々。
その三ヶ月後、なぜか『LAST STARDUST』はデモ版よりさらに完成度をあげてきのこの元に届けられたのであった。


奈須「なんで!? いや、メチャクチャ嬉しいけど! これ聴くだけでUBWを味わえると言っても過言じゃないぐらいの名曲になってるけど! なんでこんな手間のかかる事を!?」
三浦監督「あ、それですけど。#20は『LAST STARDUST』で締めくくりたくて挿入歌としてお願いしちゃいました。うまくいくか分からなかったので、奈須さんにはうまくいくまで黙っていました。てへ」
奈須「おま、そういう大事なコトはなあ―――
   オレなんか気にせず、もっとジャンジャンやりなさいよーーーッ!」


そしてこの最高の結果である。

まさかここまでアニメならではの魅力に満ちたシーンになるとは誰が思おう。
内面世界での決別のシーンで『LAST STARDUST』演出として組み込んだのは三浦監督のアイデアで、
脚本の段階では生まれ得なかったものです。
アニメの『物語作り』はバトンリレーのようなもの。
脚本からコンテに、コンテからさらに演出に渡って、最終的に何倍もいいものになる。

その過程で起きた奇跡の一つが今回の挿入歌なのだと思います。

こんな経緯もあって『Brave Shine』と『LAST STARDUST』は同じ作品の中でその力を分けてくれました。
どちらもフルver.はさらに味わい深いので今回気になった人はどうかシングルに手を出してほしい。ホントいいから。

なに? とはいってもリリース情報がまるでない?
そこはきっとソニーミュージックさんの勇気が何とかしてくれると信じて……!


 ◆


それではTVアニメUBW、残り五話を最後までお楽しみください。

素晴らしい楽曲と詩、
そして作品に深い理解を示して協力してくれたAimerさんに感謝を。

June 2015

June 27, 2015

[1]

2015/6/27: Final episode! (Kinoko)

    "Wow, a new character showed up even though it's the last episode (monotone).
    I wonder who she is, that beautiful, splendid, blonde drills pro wrestling rich lady!"
    "Oh, she's in Prilya too. It's not that surprising."
    "D A M N Y O U H I R O Y A M A H I R O S H I !"

    Yeah.
    Did you enjoy the last episode of Fate/stay night UBW?

    Impressive, ufo managed to cram new settings and character designs into the last episode like it was nothing.

    I think you'll see why the stage moved for #25 if you watch it.
    To our viewers who have followed us for two seasons, it's not because "we're shifting to the Sakura route next," but because we wanted to give you "the continuation of UBW."

    I watched it a little ahead of everyone else (SHIROBAKO came out on the morning of the 27th), but I humbly submit that this experiment was quite an achievement.

    This past half year has been a wonderful experience.
    I feel like I've returned to my younger self from 10 years ago.
    Again, thank you and fantastic work on the part of Director Miura and all of the staff at ufo!

    ◆

    So. While directing my feelings of gratitude to Kouenji,
    I will now give you an inside scoop, per Kinoko custom.

    I began by thinking that #25's script was "mostly original, so I should write this as a side story to the original [the VN] story."
    And so I, Kinoko, was at my wits end trying to write something approximating a screenplay.

    That's right. You know what I mean. In other words, I bit off more than I could chew again. Fuck!

    Thus we drastically cut the parts that weren't needed for an anime... but the generous people at Aniplex said, "It would be a waste if all of your Nasu-san's work was cut, so let's include it as a special in the second box set."
    Those of you interested in what was cut (Luvia's turn to shine and Luvia's turn to shine and Luvia's turn to shine, etc.) should check out the second box set.

    I'll take this time to comment on two scenes:

    * About Glastonbury
    That's but one of the many supposed graves of King Arthur dotting England. There are many more.
    Rin: "It's one of King Arthur's graves. There are many others so its authenticity isn't certain, but it at least has a connection to her, right?"
    This line was cut down for the anime.

    That said, Glastonbury was a really beautiful place.
    I can't quite put into words what I felt when I went through the gate and saw that meadow.
    To put it in game terms, it was the emotion of leaving Kokiri Village for the first time in Ocarina of Time for the N64 + the world of ICO (PS2) in reality.
    If you ever plan on traveling to England, by all means take the time to go there.

    * The very final scene
    It's a scene that you'll understand if you review it again, but it was easily misunderstood so here's the excerpt from the script.

    Wasteland scene
    "After the ED. Same scene as the initial wasteland.
    Shirou walks alone. Exhausted, his steps slow to a halt.
    Shirou, lowering his eyes in the face of a sandstorm, notices someone's footprints (the place where Archer stopped walking).
    Shirou takes a breath, and raises his head. His face is one of pretended resolve, but also full of hope.
    Shirou resumes walking in that direction, with a firm gait.
    The camera stops at Archer's trail, and the scene ends on Shirou's back, shrinking in the distance.
    (To make this easier to understand, after Shirou leaves, you can also insert Archer watching Shirou that appeared by the footprints... but I think it'd be best if you didn't)"

    He's not wandering around aimlessly, but rather heading towards a distant point.

    ◆

    On that note, the "stay night" aspect of Fate concluded with a splendid final episode.
    But, I'm afraid to say that the Fate anime won't end yet. We're almost there, just a bit more, etc etc.

    First, the unprecedentedly out-of-control "Prisma Illya Zwei Herz!" starts on July 24, so you should excitedly wait for that.
    According to reports from the people at Yomiuri Land, it's rumored Zwei is going to be even more powered up in various, well, you know, that​ sort of way!

    ◆

    Please wait just a bit longer for FGO... almost... almost...
    We're making the final tweaks...[Translator 3]

2015/6/27 : 最終回!(きのこ)

「うわあ、最終回なのにまた新キャラでて来たぞぅ(棒)
 いったい誰なんだろうね、あの素晴らしく素敵な金髪縦ロールのプロレスお嬢様は!(ドヤッ)(チラッ)」
「あ、その人プリヤにもう出てますよ。別にサプライズでもなんでもないです」
「お の れ ひ ろ や ま ひ ろ し !」


はい。
という訳でFate/stay night UBW 最終回、お楽しみいただけたでしょうか。

さすがufo、最終話だっつーのに新しい舞台設定とキゃラデザを押しつけられても何ともないぜ。

なぜ#25が舞台をあちらに移したかは観てもらえれば伝わると思いますが、
2クール通して見続けてくれた方たちに“このあと桜ルートにシフトする物語”としてではなく、
“UBWとして続いていく物語”をお渡ししたかったのです。

自分も皆さんよりちょっとだけ早く(SHIROBAKOは27日の朝に届いたのだ)に視聴しましたが、
その試みは十分に達成できたのでは、と噛みしめています。


この半年間、素晴らしい体験でした。
自分も10年前の自分に若返った気がします。
あらためて三浦監督、そしてufoスタッフの皆さん、ありがとう&おつかれさまでした……!






 ◆

と。感謝の気持ちを高円寺方面に送りつつ、
きのこはきのこで恒例のネタバレ含む裏話を始めるのであった。


  1. 25の制作は「ほぼオリジナルなので、まずは原作サイドで書くべし」と始まりました。

そしてできあがったきのこによる脚本モドキを前に頭を抱える制作陣。


そう。分かるね。つまりきのこはまた尺をオーバーしたんだ。ファック!


そんな訳でアニメとして不要な部分、入らない部分はバッサリ没にした……のですが、
アニプレさんの粋な計らいで、
「このまま奈須さん部分をお蔵入りするのはもったいないので下巻の特典にまとめて入れましょう」
というコトになりました。
興味がある人はどのあたりがカットされたか(ルヴィアの出番とかルヴィアの出番とかルヴィアの出番とか)、
下巻特典で確かめてみてほしい。



また、この場を借りて注釈したいシーンが二つあって、


・グラストンベリについて
 あれはイギリスに点在するアーサー王の墓所の一つにすぎず、他にもアーサー王のお墓はいろいろあるよ。
凛「アーサー王の墓所の一つね。墓所は他にもあるから信憑性は定かではないけど、ゆかりの地って事は確かでしょ?」
 といったセリフを短くしたのがアニメ版です。

 それはそれとして、グラストンベリは本当に美しい名所でした。
 ゲートくぐって平原に出た時の感動はちょっと言葉にできない。
 ゲームで例えると、N64版時のオカリナではじめてコキリの村から外に出た時の感動+現実にあるICO(PS2)の世界。
 イギリスに行く予定があったら是非足を運んでほしい。


・最後の最後のシーンについて
二度見直せば何を表しているか分かるシーンですが、誤解を招くとよくないので脚本より抜粋。

『●荒野のシーン
 ED後。冒頭と同じ荒野のシーン。
 ひとり歩く士郎。力つき、前に進む足が止まってしまう。
 士郎、砂嵐に目を伏せて下を向くと、誰かがいた痕跡(アーチャーが足を止めた場所)がある。
 士郎、ふう、と息を吐いて、顔をあげる。その顔はやせ我慢ではあるが、希望に満ちている。
 士郎、確かな足取りでさらに彼方へ歩いて行く。
 カメラはアーチャーの痕跡部分にとどまり、遠ざかっていく士郎の背中を見届けて終わり。
(より分かりやすい表現として、士郎が去った後、痕跡部分に現れ士郎を見届けるアーチャーをいれてもよし……だけど、やらない方がよいと思われる)』

別にさまよってるじゃなくて、彼方を目指しているだけなんだっつー話。


 ◆

そんなわけでstay nightなFateはめでたく、素晴らしい最終回を迎えました。
が、おそろしいコトにアニメのFateは終わりません。あともうちょっとだけ(以下略

まずは7月24日から始まるスピンアウトの枠を超えたスピンアウト、
『プリズマイリヤツヴァイ ヘルツ!』をドキドキして待ってほしい。
今日よみうりランドにった人たちの報告によると、
ツヴァイ一期より、いろいろ、ほら、アレな感じがパワーアップしてるって噂だぜ!




























 ◆

FGOはもうちょっと待ってくだされ……もうすぐ……もうすぐ……
いま最終調整してるから……

August 2015

August 12, 2015

August 12, 2015

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2015/8/12 : お待たせしました。(きのこ)
ようやくこのお知らせができます。

『Fate/Grand Order』、Android版、ios版、ともにサービス開始となりました。

色々あってお待たせして本当に申し訳ない&面目ない。
けどこれで君も貴方も僕も子猫も、誰でもマスターになれるって寸法サ!

七つの時代を巡るながいながーい旅に、スマフォ片手に飛び込む時がやって来た!

 ◆

自分ももちろん始めました。
一発目の召喚にセイバーカードが現れ、アルテラきたー!と狂喜乱舞してからのカエサル。
カエサル。
ふ、ふふ……どれほど偉大な英雄かは知ってはいるが、
このがっかり感&しっとり感はどうだ……
なるほど。Android版初日、一身にヘイトを集めるわ!
ブタ! このブタめーーー!


しかし、いざ使ってみるといい声で鳴きやがるぜ……
第三段階のデザインがかっちょいい事を知っているので仕方なく使ってやるがな、
別におまえにほだされたワケじゃないんだからな!


え? それより次? 次のサーヴァント召喚は誰だったかって?
はい。たまったフレンドポイントで出てきたのは
「私スパルタでいちばん頭いいです!だって算数できますから!ほめて!」
な兜マッチョでした。
なんていうか、こう、手心というか、女の子成分というか……たのむ……たのむ!


それはそれとして、こう改めてプレイするとゲーム用に再編集した序章は
ほんっとわかりにくいな……みんなできるだけ集中してテキストを読んで
いただけると助かります。
正しい流れはドラマCDなのであっちを聞けば分かりやすいとは思うんだけど……
しかしシーンシーンを短く分断して編集したからレムレムするという言葉が
生まれているワケで、ゲーム版も一概に悪いとは言えないのであった。


シナリオやキャラクターなどの世界観設計はTMで一手に引き受けたものの、
“ゲームとして完成したもの”を遊ぶのは、自分も今日が初めてでした。

UI、スクリプト、演出共々、向上する余地は山ほどありますが、
まずは初級編として二つの時代を楽しんでいただければと思います。


また、序章では「ただバスターを選んでいれば勝てる」とされる
戦闘難易度ですが、それはあなた、ドラクエでスライム相手に
「戦うを選んでいれば勝てる」と言っているようなもの。
本番はチュートリアルである序章が終わってから。
ゲーム内にある『ヘルプ』でゲームシステムを理解しておくと
ワイバーン地獄のフランスも知恵と勇気で乗り越えられるぞ!

 ◆

一方スマフォ以外では怒涛の書籍ラッシュでもあります。
一般書籍から

・漫画版 空の境界5(発売中)
・Fate/EXTRA CCC FOXTail 3(8/26発売)

そしてTYPE-MOON BOOKSからは

・Fate/Apocrypha material
・ファイヤーガール3(中)
・ロードエルメロイ二世の事件簿 2

が8/14に一斉販売となります。
今回夏コミ落ちたし、家でのんびりするし。
スタミナを使う。読む。スタミナを使う。読む。暑さでダウンする。スタミナを使う。読む。セイバーカードきたぁ!か、ら、のぉ―――クソがぁ、またカエサルかよ! ふて寝する。スタミナを使う。読む。

こんな感じの休日をいまから予定していますが、君はどう思う?
(※この予定には一部、既に確定してしまった事実が含まれております。オラ、オレのレベル2になった黄の剣を食らいやがれーーー!)

August 14, 2015

August 14, 2015

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2015/8/14 : 業務連絡。(きのこ)
申し訳ない、業務連絡をさせてください。

type-moonエース FGO特別号に掲載されている「2015年の時計塔」ですが、内容に一部間違いがあります。

「選民思想の権化じみたバルトメロイ家が牛耳る個体基礎~」

というのは奈須の誤りです。
時計塔における個体基礎学科はソロネア家というところで、ソロネアは中立主義。
バルトメロイは法政局のトップです。
本日販売開始の「ロード・エルメロイ二世の事件簿 二巻」の内容と齟齬がでているため、
竹箒日記をかりて間違いを訂正させていただきます。

 ◆

そして「2015年の時計塔」ですが、今だからいうと、ほら。サービス開始前にさらっと冠位指定の話を出して、FGO開始時に「なるほど」と思ってもらおうと仕掛けた短編でもありました。
まさかサービス開始が一年先になるとはきのこもびっくりだよ。

「2015年の時計塔」は月姫、魔法使いの夜よりの世界です。
あの世界では「現代を守ために●●」した人物がいるため、FGOは発生しません。
その成果を誰も知ることはなかったけど、彼は過去も未来も守ったわけである。

 ◆

ところで序章クリアしてサブクエストもちまちま埋めて石が40貯まったから10連回したらですね、フフフ……出てしまいましてね、アルトリなんとかさんが。

さよならカエサル。

なんか本のタイトルみたいだな、と思った。

 ◆

でもFGOが人気でて二年目も続けられるようになったらサーヴァントにサーヴァントを付けられるようなシステムを導入、カエサルを盾にしてクソったれなワイバーンの羽ばたきをぼよーんと腹で反射する姿とか見たいな、と思った。

質量兵器ローマにならって物理防御カエサル誕生。

もう夏だな、と思った。

August 20, 2015

August 20, 2015

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2015/8/20 : 名探偵だよ!アマミちゃん!(きのこ)

褐セイバー「よし。ちょっと文明を滅ぼしてくる」
赤セイバー「徒歩で!?」


 みなさんいかがお過ごしでしょうか。私はいまローマにいます。
 分かっていたクセに、ゲーム中だと絵の力もあってアルテラが愉快な大王に見えてきました。

 そんな中、あの三人でパロネタがしたくなったので投下する。


マリー「ねえ二人とも、聞いてくださる? ちょっと目を離した隙に、わたしのヒールが無くなってしまったのだけど……」
サンソン「なんだって!? それはいつの事なんだいマリー!?」
マリー「三十分ぐらい前……と思うの。ジャリジャリすると思ったら、いつのまにか素足になっていて……」
アマデウス「はあ? 歩いている時にスラれたのかい? マリア、ちょっと抜けすぎじゃないか?」
マリー「そういわれると恥ずかしいわ……。でも、あまりにも天気が良かったから。つい、足取りが軽くなってしまったのね」
サンソン「うん、マリーなら仕方がない。……それにしてもなんて素晴らしいスリなんだろうね……まるで斬撃を相手に気づかせない凄腕の剣士か、あるいは卓絶した技術を持つ医師のような腕前じゃないか……」
アマデウス「じっーーーーー」
マリー「はっ!? こわ、アマデウスこわっ!」
サンソンM「(アレはアマデウスの超推理モード……! アマデウスは推理をする時に霊基再臨その3になる事で、こわ、アマ3こわ! と言われるほどのトランス状態になるんだ!)」
アマデウス「じっーーーーー」(じっとサンソンを見抜く)
サンソン「はじまるぞ、アマデウスの名推理が……! 一体どうなってしまうんだーーーー!」
アマデウス「じーーーーーっ」(さらにサンソンを見抜く)

カメラ、サンソンの足下にズーム。マリーのガラスのヒールを履いている。
画面暗転の後、処刑台に連れられていくサンソン。

サンソン「確かにボクはマリーに関してのみ変態さ……
     でもこれだけは覚えていてほしい。ボクもマリーの魅力に踊らされた、
     被害者だという事を……」CV:宮野


番外編
サンソン「うおおおおおマリーーー!」
マリー「きゃあああああーーーーーー!」
以下同じ。



ギャグマンガ日和・名探偵だようウサ美ちゃん! より。

September 2015

September 15, 2015

September 15, 2015

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2015/9/15 : 無題。(きのこ)
毎日いろいろ切羽詰まってる状態ですが、これだけはなんとしても言っておかないと。


『十三機兵防衛圏』


もうこのPVだけでゲームオタクこじらせて良かったです、ありがとう、本当にありがとうヴァニラスタッフ……!

え、レイヴスラシル? PS2版をまるっと二周していても当然予約済みですが何か。

October 2015

October 11, 2015

October 11, 2015

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2015/10/11 : ハロウィン!(きのこ)
ちょっと遅れたけどFGOハロウィンイベント、もうじき始まるよ~!


「きのこさん、そろそろハロウィンのイベントタイトルを決めてください」

「新マッド・エリちゃん4
 ~悪夢のヘルロード~」

「審査通らないのでそういう時事ネタやめてくださいね」

「仕方ねえなあ……」


という事であんな感じになりました。
ハロエリ収録の時、大久保さんが誇らしげにFGOを立ち上げ、
パーティー内にいるエリザベートを見せてくれた事が
八月で嬉しかった事トップ3に入っております。


なに、英雄王のプレゼントをエリザベートにしちゃったって?
バカ、オレだってそうさッ!
でもハロエリは性能違うからダブルエリザベートでもぜんぜんいけますとも!


  ◆◆◆


時事ネタといえば、お月見にライブ感覚があったのは即興で書き上げたものだからでした。

~その日の午後の会議にて~
き「今日の夜にネロ祭の告知をするのはどうでしょう?
  一日前の告知より二日前に告知した方が気持ちの準備できますから」
D「わかりました。ところでシナリオが必要です」
き「? 先週、ハロウィンシナリオ納品しましたよ?」
D「いえ。ネロ祭りが終わってから始めるお月見のシナリオです」
き「ほほう、貴様らさてはバカだな? いつまでに?」
D「そうですね。ネロ祭が始まるまでにあると助かります」
き「なるほど。つまり明日までか。鬼か」

突然の事なんで対応できるのが自分しかいなかったのだ。
もう勢いで押すしかないと好きなことだけ詰め込んだらああなった。
……サンソンにはすまない事をしてしまった……許してほしい……

でもしまどりるも悪いんですよ、
あんなサンソンのイラストをサラッと描いちゃうから(責任を他人に押しつけるスタイル)

October 14, 2015

October 14, 2015

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2015/10/14 : 無題。(きのこ)
ちょっとだけ日々のツイート。

ジャンプ+の読み切りにある「悪魔のメムメムちゃん」がものすごくツボで
メチャクチャ元気でた。
あの設定で三話、四話と続けていくのは難易度高いと分かってはいるが、
三話読みたい……読みたすぎる……

October 20, 2015

October 20, 2015

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2015/10/20 : タマモ地獄をお見せしよう……(きのこ)
タマモキャットの宝具選択台詞が現実にならない事を祈って……!


さて、きのこです。
ついに傾国の美女、出陣。自分もカード何枚か買ってきましたがね……フフフ……
まるで出る気がしねぇ……!


そして、前回の日記で誤解を招いてしまったので補足をば。
今回のシナリオは基本部分は東出さんが、
きのこはカルデア周りとかクレイジーキャットとか、
そのあたりのテキストを担当しています。

とは言いつつも、いつも通り台詞の調整、追加をさせてもらっていますので、
文字通り東出さんと自分の合作と言えるでしょう!


そういうワケでお祭り開始は明日の夕方から。
八重歯生えてるハロエリの可愛さに震えやがれーーーっ!


November 2015

November 2, 2015

November 2, 2015

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2015/11/2 : 感謝を。
同人時代から長くお世話になっていた大切な方の訃報を聞きました。

松来未祐 様。
美しい声と演技、ありがとうございました。
謹んでご冥福をお祈りします。

November 5, 2015

November 5, 2015

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2015/11/5 : 三章開始まであと(きのこ)
現在午後四時。
FGO、三章開始まであと少しとなりました。

一章はハリウッド的エンタメ(空を埋め尽くすワイバーンの群とか実に)で、
二章は皇帝陛下と一緒にローマを感じるロードムービー(だからといって歩いてくるヤツがいるか)でしたが、
三章はまんま、海洋冒険もの!となっておりまする。

全七章の中でもっともヒャッハーな話になっておりますので(たいていはアイツのせい)
気持ちを切り替えてお楽しみください。


また余談ですが、ドレイク船長に関してはCCCに出せなかったリベンジも含め、
自分がまるっと受け持たせていただきました。
当時(EXTRA)のままの姐さんがいる! という事になってくれていれば嬉しいのですががが。


え? 巨乳船長もいいけど、
オケアノスなんだから他にも出すべきヤツがいるだろうって?
……悲しいけどそれはない。ないんだロック。
オケアノスにはたどり着けななかったからこその彼なんだよ……だからこの話はここまでだ。

でも安心しやがれ臣下ども。
あの凄いおっさんには、トップサーヴァントに相応しい
スペシャルな舞台が別件で用意されているという噂があるんだ。

真打ちは最後に登場すると言いますし。
なんで、それまでどっしりお待ちください。

December 2015

December 16, 2015

December 16, 2015

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2015/12/16 : クリスマス!(きのこ)
FGOの方でクリスマスが始まりました。
年内の突発追加作業は月見で最後にしたかったのですが、


お狐教「ヤッター! タマモ出たよ-! ありがとう、iなんとかのカードA…B…C…D…E…終わったよ……」
アルトリ卿「良かったネ。ところでクリスマスのイベントだけど」
お狐教「ほう、クリスマス」
アルトリ卿「オルタで行きたいんだけど、アルトリアは君の担当だよね?」
お狐教「オルタで」
アルトリ卿「あ、絵はもうできてる。こんな感じ」
お狐教「できてる」「もう」


こんなことが十月の中頃にあって、出撃させていただきました。
作業予定になかったんだけど、ミニスカオルタが眩しすぎて土日返上でなんとかした。


せっかくのクリスマスなので毎日オルタといたい……
どうせリアルでその頃は締め切りに追われているので毎日ミニスカに癒やされたい……
そんな思いもあり、今回は連載形式にさせていただきました。
のんびり気楽に冬の浪漫飛行を楽しんでもらえれば幸いです。


……まあ、はじめは二週間のイベント予定だったので二日に一回の更新でしたが、
ノッブが伸びたのでこの始末だよ! お詫びにEXPさんはコミケで僕に新刊くださいね!

December 17, 2015

December 17, 2015

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2015/12/17 : ケーカちゃん(きのこ)

「フッ……FGOでアストルを出すのはまだだったよな?
 はじめてのFGOアストルはユーイチローではない!
 このKINOだァーーーーーー!」

ズッキューン(擬音)


というメールを東出さんに送りましたところ、
「あれ、新規の人はアストルフォの性別勘違いしたママなんじゃねえかなぁ……」
などというお父さんらしい心配性なお返事をいただきました。
実に些末な問題です。


そして今夜のサンタオルタさんですが、
勢いで酔っ払った傍若無人を書いてしまったものの、姐さんの赤面顔など当然なし。そういう人じゃないからネ。
しかし夢を諦めきれないきのこは生みの親である高橋慶太郎氏に「……なんとか……なんとか通常顔の酔っ払い差分を追加していただけぬか……!」と泣き落としで打診したところ、速攻で全ての表情の酔っ払い差分が返ってきたのであった。
サンキュー、ケータロー先生! 忙しい中本当に謝謝……!
みんな、デストロ246もよろしくね。


また「真っ白で何も見えぬ」「寒そう」「ぼっちだからスキーとか行けないけどなんかスキー行った気持ちになれて嬉しい!(日本在住・マッシュきの山君のコメント)」等、大好評の吹雪面もシナリオ作成時にはなかったもの。
DWの背景スタッフさん、今回も力の入った美術サンキュー!



このように、特別イベントは多くのクリエイターたちが突発的なライターのワガママに付き合ってカタチにしてくれています。
期間が過ぎれば終わってしまうお祭りですが、スパーンと終わってしまうからこそ笑いながら楽しんでいただきたい。
そう、まる十日飲み続けたケーカちゃんのように……!

December 23, 2015

December 23, 2015

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2015/12/23 : カエサルのものはカエサルへ(きのこ)
特に言う事はないのですが、
ふくよかなサーヴァントがまた人心を乱しそうなので一言だけ。


「25日に奇蹟が起きよう! 靴下集めておけよ!」


などと語りながら滑走していった赤いカマクラですが、
これは「靴下あつめて黒い呼符とチキン集めておきなさいよ」という意味なので、
もうじゃんじゃん靴下を投入し、サンタオルタと楽しい会話をしてください。


言うまでもないコトですが、
今回のシナリオは聖夜級に颯爽登場したギルガメッシュ君でオチとさせていただきます。

December 30, 2015

December 30, 2015

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2015/12/30 : 2015年が……終わる……(きのこ)

と言うわけでFGO、四章開始です。

まだ途中の方も多いと思われますので具体的なネタバレはなしの方向で。

FGOというタイトルに込められた意味。
月姫時代からちょこちょこ(というか空の境界からか)囁いてきた始まりの設定が
まさか15年越しに出てくる事になろうとは、神様でも思うめぇ。
自分もわりと驚いています。人生わかんねーな、と。

豆知識ですが、四章クリア後はマイルームのマテリアル→霊基一覧から
ボスの詳細も見れます。
また、13節ラストの表情指定が反映されていなかったので
次のパッチで正しい演出意図に更新されると思います。
修正が入り次第、既にクリアされた方もマイルームから
読み直してもらえれば幸い……幸いなのじゃ……



あとはなんだ、ロンドンが終わるまでオープンされなかった
キャットとメディアのサブクエについて。
キャット2でアレがどのようなタマモナインなのか理解してもらえると思う。
ああ見えてヒロインなのだな。

メディアさんはいつものcv田中敦子変換余裕の内容ですが、
若奥様の本領はメディアリリィのキャラクエなのじゃ。
自分が担当したキャラクエの中でも一番ぶっとんでるので、
一刻も早い実装が待たれます。


■■■

それはそれとして、本の宣伝もさせてもらおう!

みんな大好き・働きすぎワダアルコの描き下ろしが炸裂する
『Fate/EXTRA』シナリオ集、ムーンログタイプライターが
各同人ショップさんで発売されております。

PSPでゲームをする事が難しくなった昨今、
FGOに登場したEXTRAサーヴァントに興味が湧いた方は正月休みに
のんびり読んでみるのもよいのではないでしょうか、なに、
そんなことよりお正月限定ガチャだと……?
おお……ギル……ゴールデン……
カルナばかりかアルジュナまで……ごくり。
むう、これは1月5日にブン回すしかありませんねぇ……(おっぱいにしか興味がない菌糸類)

December 31, 2015

December 31, 2015

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2015/12/31 : 無題。(きのこ)

■没エピソード・コモン英霊の逆襲


S「ところで我が友アンデルセン。我々の星に数について何か思うところがおありではないですかな?」
A「いや別に」(読書しながらの、適当な相づち)
S「やはりそうでしたか! いや、吾輩も常々思っていたのです! 英霊にランクを付けるなど!
  吾輩たち星2を世間ではなんと呼んでいるか知っていますか! アンコモンですぞ、アンコモン!
  この時点で既におかしい! 英霊の強さは知名度で決まるものと聞きました!
  であれば、一般的(コモン)と呼ばれる吾輩たちの方がSSRより強くなくてはおかしいのでは!?」
A「そやな」(読書しながらの、適当な相づち)
S「むぅぅぅぅぅ、あり得ない、あり得ませんとも!
 “剣よ、鞘に入り、じっと次なる時を待て。
  たちまち地獄のどす黒さに染まるがいい!”
  吾輩はここに宣言する! 我らコモン英霊の怒りと嘆きを、驕りたかぶったSSRどもに見せつけてやるのだと!」
A「で、具体的には?」(読書しながらの、適当な相づち)
S「まだ何もひらめきませんな! とりあえずコモン英霊で集まってみるのはどうでしょう!」


仮面「話は聞かせてもらった! 僕もぜひ一枚噛ませてもらおうか!」


S「あなたはアマデウス仮面!」
A「(げんなり)」
仮面「そして何を悩んでいるんだキミたち!
   ここには作家、脚本家、そして音楽家が集まっているんだぜ?
   これだけいれば何か凄いコトができるに決まってるじゃないか!」
黒「その通りですぞー! せっかく12月31日だし、同人ゲームサークルの立ち上げですぞー!」
A「(超げんなり)」
S「風雲急を告げますな! 突如パンイチで現れた髭の紳士―――
  何処のどなたかは存じませんが、貴殿はまさにそう、黒髭の紳士そのもの! その名は黒髭氏!」
黒「まんまですぞ、それまんまですぞ」
黒「まあいいや。実は拙者、こう見えてもネットの海を渡るプランナーでして。
  拙者をモデルにしたゲーム、いや、
  むしろ拙者が主人公のギャルゲーを作る企画を四百年近く温めていたのですよ、ドゥフフwww
  あ、ヒロインはマシュ殿かエウリュアレ氏で。BBAはノーセンキューなので」
S・仮「そ・れ・だ! ジャンル・ADVなら戦闘力は関係ない! 我々でも勝機がある!」
A「なるほど世も末だ。
  だが美術はどうする? この中で絵心のあるヤツはいるのか?」
S「それなりに覚えはありますが……デジタルはちょっと……」
仮「僕はマリア以外描きたくないし……」
黒「拙者も無理……だってオラ、見る専だから…」


L「ははははは! そういうコトなら私にまーかせて!」


三人「げぇ、アナタは―――万能超人ダ・ヴィンチちゃん!」
L「ハァイ、話は聞かせてもらったYO!
  私もその手の企画には興味があったんだ、ぜひ主導権を握らせてくれたまえ!
  まずは手始めに体験版をパイケットで販売、プレミア感をあおってから
  巨乳好きのニコラ社長をあおって出資させ、アニメ化タイアップ。
  キミたちへのサラリーは世界規模でヒットした後のみ、
  基本労働一時間につきイクラ一つというのはどうかな?」
三人「うぉおおおおおお! ビッグフィクサーきたーーーー!
   こいつは大ヒット間違いなしですなーーーー!」
A「(……その天才は間違いなくSR以上だが、それでいいのかおまえたち……)」


 四章をやっている時、こんな導入から始まるギャルゲー風味イベントを思いついたものの、他にやることが山ほどあるので考えるのをやめた。

 彼らが作ったゲームは酷評を受けてワゴンに並ぶものの、黒髭がこっそりいれた隠しヒロインルート(希望峰の女)だけは凄まじい完成度であり、神ゲーとして語り継がれるのであった。これにはニコラ社長もニッコリ。

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