The BAMBOO BROOM DIARY entries from 2011.

January 2011

January 10, 2011

January 10, 2011

Untranslated

2011/1/10 : 謹賀新年。(きのこ)
新年あけましておめでとうございます。

今更です。
元旦から風邪引いて、ちょっと前まで倒れていました。許せ。

January 17, 2011

January 17, 2011

Untranslated

2011/1/17 : 超私信。(きのこ)
3mmどころか3メートルぐらい叫んでもいいと思いマス。
ええ、インスパイアされましたとも。


清々しいほど意味不明な超私信ですので、どなた様もスルーでお願い致します。
ひらにひらにー。


ちなみに、あの小劇場は全編テキスト書き下ろし、背景・素材書き下ろし、立ち絵・イベント画書き下ろし、収録も演出も一から制作、という無駄遣いにも程があるオマケ企画なのであった。
立ち絵なんて一人あたま喜怒哀楽の四つでいいのに、大量に書きおろしてくれたワダアルコ
女史のパワーはほんとパネェ。やりすぎな情熱は立ち絵に留まらず、SDカットもサンタ赤セイバーもワダさんの厚意によるものです。サンタセイバーの足下までじっくり見られるのは、俺の、俺だけの特権だ……! ホットパンツ最高。


March 2011

March 12, 2011

March 12, 2011

Untranslated

2011/3/12 : 一日あけて(きのこ)
地震から一日あけてようやく落ち着きました。
こちらは幸運に恵まれ、TYPE=MOON含め、人的被害はありませんでした。
マホヨ延期で何を口にしても空滑りの自分ですが、
東北地方太平洋沖地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

被害の少なかった土地に住むものとして、今はせめて、節電の協力を。

April 2011

April 3, 2011

April 3, 2011

Untranslated

 2011/4/3 : 青春は続く。(きのこ)

はい。
毎週小物になっていくヘッド(笑)のクズっぷり楽しむ痛快主人公無双話、
「STAR DRIVER」ついに最終回……!

多く語る必要はありません。大満足でした。
足りないもの(まだ見せてほしい後日談とか)だらけなのに、お腹いっぱいにさせるというとんでもない力技を見せつけられた。
いや、白状すれば不安でしたとも。愛すべき青春謳歌&バカアニメとして毎週楽しみにしてきた俺でも、ホントにこれあと一話で終わるのか、何もかも投げっぱなしなんじゃないかと。
が、その「投げっぱなし」そのものをテーマにもってこられたらもうぐうの音もできない訳で。そもそも青春の一ページにおいて、あの程度の事件は一年生の時の文化祭程度のレベルなのでしょう、ええ!
あの魅力的なキャラクターたちの後日談なんてものは僕らが勝手に想像して楽しめばいいのです。俺?俺はいまイブローニュを優しく慰めているよ。でもイブローニュは生還した○○○くんに夢中だよ。チクショウ、青春は残酷だな!綺羅星☆!

なにより素晴らしかったのは「どっちつかずヒロイン」ワコの「どっちつかず」さをクライマックスにもってきたところ。視聴者側が
「どっちを選ぶの? というか、なんで二股を維持してんの?ビッチなの?虚淵玄好みの女なの?」
とウヤムヤっとしていた問題を、最終決戦に合わせて語らせる手法は発明ではないでしょうか。
彼女とはまったく関係のない映像の激しさ、状況の激しさ。あの「大問題」に「小問題」をリンクさせる事で、彼女がどれだけ苦しんできたのかを表現する。恋する少女にとっちゃあ世界の終わりと同じぐらい、“あの問題”は辛くてどうしようもないものだったんだよ、と。
もちろん、彼女の悩みに解答はない。問題は解決できない。
「これで万事収まった、綺麗におしまいですよ」なんてエンドロールは存在しない。旅は続いていく。タクトという星の王子さまが自分の星に帰るにしろ残るにしろ、彼らが大人になるまで物語は続いていく。そして分別がつき、限界が見え、居場所を作ってしまった時にようやく若者は思うのだ。「ああ、俺の旅はもう終わっていたんだな」と。

そう思うと、ヘッドが執着していたものが何なのか、ちょっとだけ共感できたりできなかったり。

ともあれ、文句なしの最終話、ありがとうございました。
あとはまどか☆マギカがどこまで高く飛ぶかだけど、もういいよ、11+12話でいっそ劇場版にしちゃえよ、とも思うきのこであった。


……まあ。
欲を言えばスガタとタクトの友情の構築過程をもっと緻密に描いてほしかったけど、榎戸さんに言わせれば「男同士で風呂入ってる時点でマブダチじゃん?」という事なんだろうなぁ。ええ、実際その通りですよね。
それはそれとして、「夜間飛行」という劇団名だけでサン=テグジュペリを連想しろ、というのはハードル高すぎだぜ制作陣。

April 23, 2011

April 23, 2011

Untranslated

2011/4/23 : 全方位全時間/問答無用因果改竄しあわせビーム(きのこ)
まどマギが終わった。近しい人が脚本をやっているコトもあり、いつもの「ここが好きなんだけど、君はどう思う?」感想は控えたく思う。隣の席に座っているライバルをベタ褒めするとか、明日から学校で顔会わせるとき恥ずかしいジャン?


などと言いつつも、ごちそうさまを言う礼儀は心得ているので一言。


いい脚本、いい演出、いい監督、いいスタッフが作ったアニメは、かくも楽しく、美味しく、舌に熱い。
2011年初等からたいへん素晴らしいものを見せてもらった、ありがとう、そして、ありがとう!


しかし。最終回はどんな話だったの?と人に訊かれた時、
「Gまどか大勝利! 高次の宇宙にレディ・ゴー!」
というフレーズが頭に浮かんだのだが、何も間違っていないですよね、うん。

May 2011

May 26, 2011

May 26, 2011

Untranslated

2011/5/26 : 無題。(きのこ)

 気が付けばまた一ヶ月近く放置している体たらく!

 GWにはマチ★アソビとか色々あったらしいが、制作という精神と時の部屋に引き籠もっている自分にはまったく関係ねぇ。
 ひたすら画面みたりプロットきったりまだ口にはできない作業に没頭する日々でした。
 
 そんなワケで、いつもの「面白かった」感想をつらつらと述べさせていただく。


 まずは本から。
「新走(アラバシリ)」(講談社BOX)
 十人の作家さんによる短編集なんですが、一つ一つの話が濃い上によく練られているのでまあ面白いコト面白いコト! 一日の仕事納めとして、毎日一編のペースで読んでいた。いい刺激をいただきました。カタログとしても秀逸。気に入った短編があったら、その作家さんの長編にGOだぜ。個人的には『BBDB』の優しさがたいへん好みでした。


 次に映画。
 実は「2001年宇宙の旅」を見ていなかったので、まどかのコトもあるし見てみようと一念発起。
 面白いつまらない以前に、今まで見てきた様々な映像演出のオマージュ元であったコトに驚愕。しかも人類が地球を肉眼で捉える以前に作られてるとかどういうコト? この作品自体モノリスみたいなもんだった。そしてHAL9000は至高の萌えキャラ。
「お怒りはごもっともですが、私の話を聞いてください」「確かに私はさきほどまで故障していました。ですがご安心ください。もう直りました」は、日常生活でも使っていきたい素敵ワード。とくに締め切りやぶった時とか。


 最後にゲーム。
 久しぶりに18禁ゲームの話。
『太陽のプロミア』(SEVEN WONDER)の体験版が面白かった!
 いや、前からこのスタッフのゲームは好きなんだけど、ここんとこ新作でてなかったんじゃよ。(おまえが言うなという発言は以下略)
『とらかぷっ!』『お願いお星さま』から連綿と続く、明るく、楽しく、時にシリアスでかつエロい、という全部盛りな作風が今回もビシバシ感じたっつーかぁ……今までの作品同様、進めば進むほど広がっていき、最後に綺麗に「パタン」と閉じる世界観になる気配がありすぎてニヤける。
 今週の土日休み、久しぶりにモニター付けになる予定。18禁ゲーム用に休みをとるなんて『装甲悪鬼村正』以来だぜ……だって体験版にニーナルートとリノワールルートねえんだもん。なぜその二人かと問われれば、もうやってみろとしか言えぬ。君の目で確かめみてみろ!


 そんなあいかわらずボンクラな日常ですが、人なみに働いています。
 ほら。だって『ダークソウル』が出るまでには多くの案件に決着をつけときたいじゃん?


June 2011

June 10, 2011

June 10, 2011

Untranslated

2011/6/10 : さようなら、ありがとう。(きのこ)
 今日、昼過ぎに仮眠をとった。
 日が沈んだ後に起床し、メールで川上とも子さんの訃報を知った。

 眠りから覚めて仕事場に来たけれど、まだ夢の中にいるようだ。
 ショックから夜の街をそぞろ歩くと、悼みと感謝ばかり、繰り返し胸に去来した。

 一番初めに自分の作品の主役に声をあててくれた方だった。
 海の物とも山の物ともとれない同人作品に真摯にとりかかってくれた方だった。
 今はありがとうとしか言えない。謹んでご冥福をお祈りします。


 今夜は劇場版ウテナを見る


July 2011

July 8, 2011

July 8, 2011

Untranslated

2011/7/8 : 無題。(きのこ)
いつもの事ながら『楽しみにしている事&楽しかった事を言わないと死んじゃう病』に罹ったので、簡潔に思いの丈をブチまけるテスト。

  ◆

ジャンプコミックス「magico」一巻が出たよーー!
能力・性格ともにクール系、でも基本はひたすらヒロインの為に頑張る子狼系主人公と、
田舎育ち故に自分の魅力に気づいていない天然ヒロインとのボーイミーツガールものが好きな人は読んでみてほしい。
とにかくながーく続いてほしいので、そんな自分の欲望の為だけにこのような宣伝するのであった。

  ◆

Wii「パンドラの塔」
密かに期待していたところ、プレイしてみたら期待通りのクオリティ、かつ、クリア時には期待以上のものを見せてくれた隠れた名作。
プレイ前まではICO+ワンダと巨像のようなイメージでしたが、
プレイしてからは沙耶の唄+ニーアレプリカント+ラブプラスというどんだけ俺得な箱庭世界なんだよと感動しきりでした。
(※作品の紹介に他の名作を持ち出すのは安易と承知していますが、より多くの人に知ってもらう為オモシロ可笑しくタイトルをあげさせていただきました。どうかご理解のほどを)

ダークファンタジーが好きな人はまずHPに行ってみるべし。
ストーリーに少しでもビビッときたのなら、その期待は裏切られないと断言できる。
Wiiなので子供向けだろう? と侮るなかれ。実はクトゥルー系なのです。
ダークファンタジーにおける「宗教国家」が行き着くであろう結論。彼らの純粋な善意と祈りは、やがて最悪の事態を招いてしまう。世界はサイレントヒルもまっ青なカタチへ滑り落ちようとしている。
絡み合う陰と陽。男と女。
ストーリーだけでなく、システムすら綺麗に「混ざり合った」太極の具現。
一見オーソドックスなアクションRPG、だが薄皮一枚下には容赦のない悪意が舌なめずりをして待ちかまえ、その大挙するピラニアの群れの奥に、小さいが強く灯る、一握りの希望の星が見え隠れする。

希望を持つ事が絶望なのか、
絶望に耐える事が希望なのか。

最果ての境界、十三訃塔に今日も晩鐘が鳴り響く。

セカイの緒がねじれ切れるその日まで。
或いは、
主の夢が、悲劇の鎖を断つその日まで。


……とまあ。
ネタバレになるのでストーリーは語れないのですが、自分が感じたテーマ的なものはこういったものでした。

そして、ここが一番大事なんだけど、セレスエロい。
セレスが肉を食べる時のムービーだけ制作コストが二倍のハズ。絶対。それぐらいエロい。“肉を食べる女の子の唇”をあそこまで官能的に表現してくれたスタッフさん本当にありがとう……!
セレスさんはグラドリエルさん(&オーディンスフィアの面々)以来の、お肉食べるのが可愛いキャラ。
そんなヒロインがもっと可哀相な目にあうのが見たい。
この先どんな酷い展開になるのか、
どんなバッドエンドが待ち受けているのかゾクゾクすること必定。
同時に、なんとかその運命から助けてあげたい、とプレイ中は何度も奮い立つこと間違いなし。
人間の露悪趣味と使命感が「娯楽作品として」成り立っているRPGなんて、そう滅多に見られない。このコンセプトを立ち上げ、かつ成功させているだけで「パンドラの塔」はプレイに値する怪作だと思うのです。


唯一の欠点……というか、問題なのは難易度設定。
アクションRPGとして文句なしに面白いんだけど、いかんせん、基本難易度が高いのです。ゼルダ脳がないと厳しい。ゲームが苦手な人にはお勧めできない。
でもゼルダも沙耶の唄もニーアも好きな人は是非。

  ◆

そして。そしてついに今夜から解禁ですぜ、「輪るピングドラム」がな!
十一年ぶりにまっさらな幾原作品を楽しめるなんざ、2011年はホント、オリジナルアニメがかつての輝きを取り戻す年なんじゃないでしょうか。

え? おまえんところはどうなのか、ですか?
zeroは原作ものだけど、なんかもうそういう枠組みで作ってない。もっとおぞましい何か。ufoさんマジ恐い。
CPも原作付きだけど、あれもなんか微笑ましい何か。「一見さんお断り」の空気匂い立つ事ドリアンの如しですが、その、なんだ。コレはコレで、きっとすごく美味しい、よ?

July 9, 2011

July 8, 2011

Untranslated

2011/7/9 : 無題。(きのこ)
まあね、とにかく観てから寝て、起きたワケですよ。ピングドラム。


まだなんとも言えない。
むしろスロースタートではないか。後半のテンポのため丁寧にやったとしても前半が退屈だったのは純然たる事実だろう。
そりゃあラストの変身シーンは度肝を抜くものだったけど、やはり想定の範囲内と強がりたい。

なにしろ
「ここぞというタイミングで絶対運命黙示録が流れ、ついにヒロインがドレスアップだ!」

「テーマソングと共にヒロインがピンク色のスーパーカーにチューンナップされた。ドレスアップとかそんなちゃちゃな次元の話じゃない。何を言っているか(以下略」
を味わってきた僕らなのです。あの衝撃に比べたらダメージはまだ少ない。たぶん。


いや、ほんとだって。マジでマジで。

もう十回以上変身シーンを見てるけど全然ハマってないし。


OPで次々とあらわれる淑女系ライバルの面々には仕事が手につかなくなるぐらいしかトキメいてないし。


ラスボスと思わしきイケメンの髪がピンク色であるコトに目眩を覚えた程度にしか動じてないし。


こんな日記書いているのも、単に期待で心がぐるぐる輪ってるだけだし。


いや、ホント。
いま自分にできる事は、四の五の言わず次の金曜日を待つコトだけだっつーの。

August 2011

August 14, 2011

August 14, 2011

Untranslated

2011/8/14 : お祭り(きのこ)
コミケ三日間、無事終了とのお知らせを会社で聞く。

参加者の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れさまでした!
ゆっくり休んで灼熱の疲れをとるがよいよいよいよいよい(残響音含む)


TYPE-MOONではお祭り企画「カーニバル・ファンタズム(1)」が販売されました。
らっきょやzeroが大艦巨砲なら、
カーニバルはマシンガンです。
細かいけど濃いネタをとにかく連射する。


んで、どうしても言っておきたい豆知識。
「どきっ☆メルティブラッド」のコメンタリーで、ネコアルクが「あ、白いワンピ、アタシもってるよ、おそろだよ」と可愛いコメントをいたしますが、アレ、柚ねえのアドリブなんだぜ? アフレコ現場で超萌えた。

いろんなところでコメントしていますが、カーニバルは先に進めば進むほど面白くなっていくので、一巻が面白かったのならこの先の満足度は太鼓判を押せる感じ。
「神様ドォルズ」もそうですが、岸監督は一話ごとにギアあげていくタイプなんだ。

ドォルズ一話、「匡平に狂気さが足りねぇ。やまむらはじめの主人公は一見ノーマル、しかしよく観察すると恐ろしい、ってラインがいいのに!」とぶーたれていた自分も二話で反省。アニメ用にうまく着地させていると考えを改めました。

原作好きにもアニメから入った人にも楽しめるアニメ。それが「神様ドォルズ」。原作の最新話を見ちゃうと「あわわわわ、やめろショッカー!」という気持ちでいっぱいになるのでアニメで転んだ人は是非、全巻おとな買いしてほしい。


そしてやはり詩緒は可愛い。でも日々乃さんの魅力に今頃気づいた僕がいます。なんであんなエロいのあの人?寝ている後ろ姿でさえやばい。

September 2011

September 6, 2011

September 6, 2011

Untranslated

2011/9/6 : キャス狐?(きのこ)
ああ、キャス狐なら俺の横で寝てる……と思ったらいねぇーーー!?

どうも続編に旅立ったようです。

September 26, 2011

September 26, 2011

Untranslated

2011/9/26 : スーパーざんげちゃん……!(きのこ)
Fate/zero試写会に行ってきました。

アレ、あらゆる伝奇小説書きが焦がれるアニメ化なんじゃないかなー。
物語の舞台装置を骨太に、誇張する事なく、丁寧に描く。
それは視聴者への誠意であり、同時に、物語への誠意でもある、みたいな。

しかし、文句のつけどころのない一話だった。
Fateユーザー限定か、という不安もありましたが、もうそんな悩み小さい小さい!

ありゃ多くのアニメファンの為に作られた娯楽作品です。
こんなものが毎週やるとか、今秋はどうかしている。
……まあ、それはそれとしてあのクオリティをなんとかしろ。
劇場で見ても違和感ないとかハードルあげすぎだよみんなー!

      ◆

一方そのころ、今月のREXではざんげちゃんが凄いコトになっていた。
うおお、我々、いや俺は二年待ったのだっ!
ざんげちゃんが主役を食うハレの日をな!

連載再開から伝奇パートフルスロットルな「かんなぎ」ですが、今回最高潮だった。
あの変身方法は反則。そしてあまりにも似合っています。
なんのコトか分かんない人はREX買うか、コミックスを待て。

      ◆

んで最後に、ある意味本題の報告をば。
ダークソウルは封印中。
我慢……いまは我慢でござる……せっかくのご馳走を、中途半端なカタチで楽しむとか勿体ない……


October 2011

October 3, 2011

October 3, 2011

Untranslated

2011/10/3 : 無題。(きのこ)
部下にかなり無理矢理な仕事を押しつけたかったら、彼のまわりをぐるぐるまわるといいでしょう。相手はこんらんします。
   ―――『三十歳からの組織運営術』より

  ◆

気が付いたらFate/zero祭りに乗り遅れちまったぜ。ダークソウルやってたワケじゃないよ。仕事で忙しかったんだよ。まだ目覚ましの鐘が一つしか鳴ってないよ。もう心がぼっきんぼっきんに折れてるよ。カエルほんとやめてカエル。でも風の噂にきいた、後半のおっぱい祭りを希望に頑張りたいと思います。

いや、zeroの話をしよう。
二回目になると改めて映画的手法を意識しているんだな、と分かります。
キャラアップに寄せず、ロング多めにしているんで世界が広く見えるんだろうなー。
ゲームでもそうなんですが、「美しい」背景は多用すればするほどお金と手間がかかるものなのです。実写は自然一発どりだけど、アニメはそうはいかぬ。背景美術と真摯に向き合うなら、木々の一つ、細かな葉まで描く必要にせまられるのです。
そのあたり、花咲くいろはの背景は神がかっていた。背景美術に狂気を感じたほど。
(一方で『いかに背景を描き込まずに高級感をだすか』というセンスあふれる手法も向上していますが、それはまた別の話)
空気感を出すための撮影(光源とか、そういうの)も納得のufoクオリティ。
そんなご馳走なので、できれば35インチ以上の画面で見てほしい。

二話からは待望のあのコンビがでると思われ。現場では石田無双と人の言う。

  ◆

んで、そんなzero効果にまぎれて自作の宣伝をば。

10月13日に星海社さんから「月の珊瑚」が発売されます。

去年のクススマスイヴにやった、坂本真綾さんの満月朗読館のパッケージ版です。
短編小説と音読CDのセットでござる。坂本さんの朗読、映画館では40分にするためのショート版でしたが、今回はロング版をきっちりCD二枚分収録しなおしていただきました。
これでもかというぐらいのカラー挿し絵を見て、これ絵本?と首をかしげていただければ幸い。

  ◆

でも今回、槍便利じゃない? ウイングドスピア無双。隙がねえ、スタミス消費少ねぇ、リーチ長ぇ、軽ぇ、外見だせぇ。でもそろそろ高火力ほしいです。呪術に手を出してみっか……
でも「呪い」を食らった時、本気で我が目を疑った。
かかったらHPが永遠に半分になるバットステータスとかなにそれふざけてるの。
呪いの煙をふりまくデメキンカエルの徘徊音がするたびにイヤな汗が出る。ボスより緊張するザコ戦とか勘弁してほしい。でも、呪いってそういうものだよね、みたいな。簡単に解呪できるならリングもジュオンも恐くねぇっつーの。

そして何が一番恐いかというと、「この仕様にしてもうちのユーザーならついてきてくるだろう」と信じて疑わない、フロムスタッフの揺るがない心がこわい。

November 2011

November 1, 2011

November 1, 2011

Untranslated

2011/11/1 : らっきょ。(きのこ)
 ◆

武「BOXの特典で映像特典つけるから、脚本書き下ろして」
茸「うい、善処します。なるだけ。気がむいたら。精神的に」

といった二日後、公式に「書き下ろし脚本!」とか書かれていた。
何を言っているか分からねえと思うが、オレもホントに分からない。


フラガラックばりの因果逆転だが、たしかに映像作品の脚本なら四ヶ月前にできていねえと話にならないな、と納得した。ので、微力ながらも力を尽くしました。
たったいま出来たので、ここからスタッフによる長く苦しく楽しいマラソンが始まるのですな。がんばれ。ufo超がんばれ。でも一番大事なのはzero本編なので映像特典の方は三分の力でいいのです。

  ◆

一方、こっちのイベントとして11月10日に「漫画版・空の境界①」と「未来福音」が星海社さんより発売されます。
未来福音はいつものらっきょなので特に語るコトはないのですが、
漫画版は天空すふぃあ氏の筆のノリが異常なので是非目を通してほしいのです。
色気が凄いんだ、色気が。

小説版ではできなかった事があって、
劇場版でもできなかった事がある。

すふぃあ版空の境界は、その二つに対するアンサーかもしれません。

  ◆

追記。ジャンヌダルクの最期はもう悲惨なんて言葉で表せないぐらいのもので、異端裁判から処刑までの間、あらゆる陵辱が行われ、彼女から尊厳も奇跡を奪いつくしたと言われています。
「神の声を聞いたのは嘘だったと言え」
ただ一言、そう口にすれば解放される―――その状況で彼女がどこまで信仰的純潔を守り通せたかは諸説様々ですが、どうあれ、救国の乙女はこの上なく無惨な方法で処刑されます。
その過程で精神を病み、廃人になっていてもおかしくはない。むしろ狂ってしまった方が救われたかもしれない。救国の乙女に与えられた報酬は、そんな暗いものだったのです。

……さて。アナタに、そんな最期を迎えたモトカノがいたと想像してください。それだけで今週(第六話)のFate/zeroはたいへん切ないものとなります。なるのです。なるんだってば。キャスターの絶望と神への怒りを、君よ知れ。

でもまあ、やってるコトはマジ☆ストーカーなんですけどね!

December 2011

December 8, 2011

December 8, 2011

Untranslated

2011/12/8 : どうしてああなった。(きのこ)
うほっ、いい無名……!

これだけで察しのいい人は分かってくれるハズ。
むしろツッコんでくれるのを期待してのハードレザー。
赤い人がどうしてああなったかは、きちんと理由があるので本編をお楽しみに。

赤い人がノリノリで用意したワケじゃない、とだけは言っておく。
でもそれをどんな気分で着たかはあえて黙っておく。

December 10, 2011

December 10, 2011

Untranslated

2011/12/10 : 今夜。(きのこ)
いよいよFate/ZERO 11話の放映です。
今回は自分もテレビ放映が初見なのでワクワクしながら見たいと思います。


……そして、ここだけの話。

今夜のZERO、AパートとBパートの間に「?」なモノが流れる予定。
誰も予想だにしない方向からの一撃なので、こちらも楽しみにしていただけると嬉しい。
龍之介の台詞を借りるなら、
「こ、これがオトナ(ヒト)のするコトかよぉーーーーー!(涙)」
ぐらいの衝撃です。
いや、ホント何なんでしょうねアレ(笑


詳しくは今夜、モニターの前で!

December 15, 2011

December 15, 2011

Untranslated

2011/12/15 : 体験版!(きのこ)
タイプムーンエースvol.7、発売中!
「魔法使いの夜」の体験版も入ってるよー。

しかし、あの体験版はプレイ時間にして一時間ほどの散文詩的なもので、

1.本編の空気感を知ってもらう。
2.アナタのPC環境はいけてるかい?

といった、二つの要素がメインのベンチマークでもあるのです。
Fateでは人によっては演出をカットしていたと思いますが、「まほよ」は演出も一つの柱なので、極力、演出こみで楽しんでほしい。そういう風にすべての素材(テキスト、CG、音楽)がチューニングされているのです。




……あと、つくりものじ氏がどんだけあれかというエピソードを一つ。
体験版を納品する直前の出来事です。

き「各シーンはいろんなところからのカットバックだけど、シーンごとの繋ぎは黒画面で済ませる? それとも専用の画像を作って差し込む?」
つ「専用の画像とかいらないと思いますよ。既存の素材を使ってちょろっと差し込んでおきますわ」

 翌日、さりげなく実装されていたのが各シーンの出だしのスナップ写真風演出なのであった。もちろん、本編にあのシーンチェンジ法は使われない。

Translation links


External links