The BAMBOO BROOM DIARY entries from 2010.

March 2010

March 8, 2010

March 8, 2010

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2010/3/8 : 似て非なる(きのこ)
コンプティークが届いたので読んでみる。
うお、こりゃたしかに誤解するわ。

EXTRAは「SFでfateやるなら」という前提で作ったパラレルワールドだヨ☆

1980年からパラレるってるのです。
基本設定は正史だけど、そこから派生した思考実験と思いねぇ。

ある意味、お祭り的なスーパー型月大戦。
ラニの創造主はエルトナムという脳内設定。あの一族はほんと紫ニーソが大好きなんだな。

  ■■■

あとPSYRENがマジ面白い。
オトナ買いするなら今がチャンス。

April 2010

April 2, 2010

April 2, 2010

2010/4/2: Good work today (Kinoko)
It has been a long time since I was this tired.

 Everybody, thanks for your hard work! I worked four of the characters. I’m not the kind of person who likes to stare at the monitor all day! The guy that came up with this idea should just die! Explode.
 But it ended more beautifully then I imagined [untranslated]

 During the lull in the last forty minutes or so, it was surprising and terribly moving to see our followers blinking out one by one like the stars. This project was only possible thanks to all of you, so let me first offer my gratitude for that. Thank you to all of the staff for sticking through to the end as well!


 ……Well, speaking of those characters, for two hours I had to switch between
 「Waking up nao」
 「No. 4, suspend」「gyu~in gyu~in」
 「Don’t call me Black Panther!」
 「Sunflower Beam!」「In combat nao」
 It was like I had completely transformed, though
 Any mistakes during that time were mostly my own fault. It’s rather embarrassing.
 …But I guess there’s no helping, since I was running four characters simultaneously, after all! What’s up with those people who were there to teach me Twitter yesterday.

 The work was roughly divided into
 Saber
 Makidera
 Shinji
 Sion, Rider
 Shirou, Bazett, Kohaku, Archer, Rin
 Though, I had to hand Shirou off to another staff member halfway through. The reason for that is rather awful.

 BIG BOSS MAN:
 “Hey look, everyone seems to be asking for Rin and Archer. Could you change the schedule a bit?”

 Actually, with Rin and Archer we had thought “If we have to tweet those two then the lead writer will die for sure,” so although we made accounts for them we didn’t plan to use them for long. That was that. And (because of?) the three people in charge just kind of spit out Archer. Because of that, we created an Archer that just regurgitated everything Rin said. Forgive me. Especially to those of you who enjoyed Archer and Rin, please, please forgive me.

 
 From Rin’s diary:
 「My heart isサムカラシニコフ」is from the postscript of Toradora! by Takemiya Yuyuko-sensei.
 「Become the wind/Become the wind/My love」is from TAKE-MOON by Takenashi Eri-sensei.
 Both authors inspired “Girl power rules!”

 
 In that sense, behind the scenes the April Fools project was an agonizingly stressful plan to carry out.
 I think our experiment to try and make those characters exist in reality for “just one day” was a success.
 But, if we try it again I will die. Plus, it’s more beautiful if we use that joke just once.

 
 Ah well, I’ve said everything I wanted to say.
 Now I can finally sleep. Take care of your health, everyone!



 In the end, I screwed up.
 Regret…! Kinoko, regretfully made two mistakes…!
 Well, thanks to that, the staff all had a good laugh, and even though we were exhausted, we were able to happily lower the curtains on the event.[Translator 1]

2010/4/2 : お疲れさまでした(きのこ)
こんなに疲れたのは久しぶりです。

皆さん、お疲れさまでした! 四人分の中の人です。モニターの前に一日張り付いているとか正気じゃないよね! この企画考えたヤツ死ねばいい! 爆発しろ。
でも想像以上にキレイに終わった興奮からか、もう色々とアライザラッターな気分です。

ラスト四十分近くを空白にしたのは偶然ですが、それがフォロワーの人たちが一人一人減っていく星のようで、すさまじく感慨深かったです。今回の企画は皆さんあってのものでした。まずはそのコトに感謝を。そして最後まで倒れなかった中の人たちに感謝を!


……まあ、中の人、と言いつつも、二時間もすればスイッチが入って
「ムクリナウ」
「四番、停止」「ぎゅいーんぎゅいーん」
「私を黒表豹と呼ぶな!」
「ひまわりビーム!」「戦闘中なう」
ってな感じで、完全に変身していたワケですが。
そんな中、痛恨のミスをしでかしたのはたいてい自分でした。お恥ずかしい。
……でもしょうがねーじゃん、四人分同時に立ち上げてるんだから! 昨日ツイッターを教えてもらった人間が一番担当が多いってどうなんでしょうね。

大雑把に分けると、
「セイバー」
「薪寺」
「慎二」
「シオン」「ライダー」
「士郎」「バゼット」「琥珀」「アーチャー」「凛」
の振り分けでした。
「士郎」は中盤から夕方の区間を他スタッフにパスしたのですが、その理由がまた酷い。


BIGBOSS:
「なんかさー、みんなアーチャーと凛を求めているんだよね。ちょっと、予定変更してだしてくんない?」

実は凛とアーチャーは「この二人まで出したら担当が死ぬ」という理由で、アカウントはとったものの、今回は没扱いだったのです。それがこれである。三人の制御でもう反吐がでそうな男にコレである。その結果、凛の台詞を真似るというキモいアーチャーが爆誕。許してくだされ。アーチャーと凛を楽しみにしていた人は、ホント許してください。

また、凛の日記で出てきた
「心胆サムカラシニコフ」は竹宮ゆゆこ先生のとらドラ!の後書きから。
「カゼニナレガゼニナレワタシノコイ~」は武梨えり先生のTAKE-MOONからです。
乙女力を分けてくれ!と思った瞬間、この両先生が頭に浮かびました。


そんな感じで、舞台裏はまさに七転八倒なエイプリル企画でした。
現実に「一日だけ」あのキャラクターたちを存在させよう、という試みは、
それなりに成功したと思います。
でも、もう一度やれと言われたら死にます。ネタも一度きりだからこそ美しいのだし。


ああ、言いたいコト言い切った。
これでようやく眠れます。皆さんもお体を大切に!




あと、最後に噛みました。
痛恨……! きのこ、痛恨の二重ミス……!
まあ、おかげでスタッフ一同爆笑し、疲れきっていたけど幸せな気持ちで幕を引けたのですが。

June 2010

June 6, 2010

June 6, 2010

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2010/6/6 : ゾンビ×進化×マリオ=銀河(きのこ)
風魔環太郎とはなんだったのか。(挨拶)


こんにちは、ピクリとも動きのなかったきのこです。
五月はフツーに土日が休みというまっとうなワークライフでした。
久しぶりに小説にゲームにエロゲーにときのこ無双。
仕事の報告はまだ出来ないので、とりあえずいつもの
「気に入ったものを、お父さんに絵本を読んでとせがむ幼女のように勧める」
モードに入るぜ!



小説。「WORLD WAR Z」。
ゾンビものの傑作。よく「ゾンビ病が蔓延して文明が滅んだ」というシチューエーションはありますが、本書は「この工程なら確かに人類は滅亡まで追い込まれる」というシミュレーションでもあり、死者VS生者(というか人類)の一大決戦エンタでもあります。
とにかく基本設定が秀逸。それを描ききる筆力もまた秀逸。ぶっちゃけたところ、ゾンビより人間の醜悪さのほうが何倍もおぞましく、また、そのおぞましさの中に、ほんの一握りだけ光る人間の善性が素晴らしい。そしてシン将軍の人間力は素晴らしいとかそういうレベルじゃない。インドにシン将軍があと十人いたらフェイズ3で勝ってたレベル。
「ゾンビものには興味ないんだけどなー」という人にお勧め。なにしろ自分がそうでした。
ても日本の描写だけは許さない。絶対にだ!
映画化の際は日本のエピソードだけスルーでお願いします。ダメか。ブラピ日本好きだもんな。いっそ身の丈ほどのグレートソードもったイケメンがゾンビどもをなぎ払ったり日本刀を気の力で伸ばしてゾンビ無双するならあり。「十三㎞や」。



コンシューマ。
「メタルギアソリッド ピースウォーカー」はPSPゲーの頂点すぎてもはや何を語るまでもない。デザイン、演出、グラフィック、すべてにおいて最高峰。ジャンルの好き好きはあれ、全体のパッケージ力としてコレが満点でなきゃどれが満点なんだって話ではないかと。……などと言いながら自分には難しすぎてピューパで止まっていますが。

一方、そんなそんな怪物と対局にあるのが「ニーアレプリカント」でした。
総合力よりセンスが全て。この作風が肌に合う人間にはたまんない二十時間。
二週目のPちゃんとクレオはABより泣ける。つーかBGMに「カイネ/救済」を流せば、コミケで外周に並んでいるシーンですら泣ける。

そして昨日から「マリギオギャラクシー2」をちまちまプレイしはじめた。
相変わらず『遊びの想像力』を鍛えるにはもってこいのゲームです。
余談ですが、ひそかにマリギャラ1のメインストーリーの泣かせ度は異常。絵本の演出が上手すぎる。



エロゲ。「エヴォリミット」
実はついさっき「エヴォリミット」が終わり、その興奮が冷め切らなかったのでこうして日記を書いている始末。
細かな枝葉で色々と残念なところはありましたが、根幹にあたるテーマがどっしりと貫かれていたので問題なし! いいんだよ、細けぇコトは。久しぶりにいいエロゲーを楽しんだ!
同ライターによる過去作「あやかしびと」「BB」が『決められた枠組み(舞台)の中で、上質なドラマを楽しむ』ものだったとしたら、エヴォリミットは『物語の“枠組み”がどこまで転がるのかをワクワクする』ものでした。

MVPはやはり主人公のシラヌイ君。
過去二作より本作の日常シーンが楽しかったのは、シラヌイさんがお正月の日の出より爽やかなヘンタイだったから。

しかし。
しかしだ。ライターの性というか、自分だったらこうする、という言わなくてもいい欲望がムクムクと沸いてとまらねえ。こういう“もったいない探し”はいい作品であった証拠なんだけど、いや、ほんと色々もったいない。
パッチが万能すぎて戦闘の緊迫感がないのは、「戦闘」より「進化」に重きを置いているから仕方ねえとしてもだ。
群体である×××はシズクの一人にしぼった方が無理がなかったろうし、
シラヌイ、シズク両名の能力もあの最終段階に至る説得力が欠けているし、
なにより、進化全肯定なことに違和感が。
進化を恐れる理由が「人でなくなるから」だけではなく、「進化」そのものを否定するカウンターになる重要人物がいれば、最後は違った盛りあがりになるのでは、と思ったり思わなかったり。

でも、それはあくまで奈須きのこ個人の選択。
東出裕一郎はその選択を選ばなかった。それだけの話だ。作中でもあるように、進化の方向は一つではない。
各々が「これで良し」と思った方向に進んでいけばいい。

彼らはコースを造った。
彼らは心血を注ぎ、魂を削る思いで、そのコースでのベストラップをたたきだした。
なら、そこに誰が異論を挟めよう。
コースの形に疑問があるのなら、自分が良しとするコースを見に行けばいい。


私は東出裕一郎の作るコースが大好きだ。
そして彼は、今回も魅力的なアタックを見せた。


―――大満足だ。充実したプレイ時間をありがとう。
つまるところ、エロゲーという必要最小限の人間で作れるゲームへの感想なんて、そんなもんで良いと思う。

    ◆

まあ、それはともかくとして。
アクアルートがないコトだけはコースミスと言わざるを得ない。
赤面する軍服美人は萌えるよね!

June 9, 2010

June 9, 2010

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2010/6/9 : 届いたぞー!(きのこ)
 マスターアップ!
『Fate/EXTRA』マスターアップの報せが届きました!
 二年越しのプロジェクト、スタッフの皆さんお疲れさまでした。

 これで本当に、確実に、7月22日に“まったく新しい、RPGとして型月伝奇”をお届けできそうです。



 そう、まったく新しい。
 誤解を恐れずに言えば、『Fate/EXTRA』はライター奈須きのこの、何年かぶりのFateとしての完全新作です。

 当初、自分の受け持ちは設定作成とキーポイントになる場面のシナリオ作成でした。
 敵サーヴァントの登場や退場、味方サーヴァントとの交流を描くのが主な役割です。
 が、気が付けばテキスト回りをまるまる担当していました。
 それもひとえに『Fate/EXTRA』が魅力的なゲームに育っていった故。
 EXTRA制作後半の奈須は、例えるならFate/zeroにおける龍之介とキャスター組そのものでした。
 新納一哉(龍之介)というマスターが道を示して、
 奈須きのこ(キャスター)というサーヴァントが好き勝手暴れた感じ。

龍「ダンナ。ここであのサーヴァントをちょろっと倒そうと思うんだけど、どうよ? ストーリー上の脈絡とかないんだけど、正直、そろそろ幼女分を補充しないと生きていけない」
キ「―――素晴らしい。迷うことなく邁進しなさい龍之介! 装飾、捏造、扇動、説法、つまるところテキストこそが我が宝具ですからね! 辻褄合わせこそキャスターの本懐! ええ、いま起きた事実を語る仕事はすべて私にお任せあれ。もう思う存分、しつこいぐらいFate色に塗り替えてさしあげましょう! ……そのかわりマイルームとかボイスとか、可能なかぎり追加してほしいなー!」

 みたいな。

 なので、正確には「設定作成・監修、テキスト作成・監修」という仕事でしたが、この違いは一言では伝えられないので「シナリオ/奈須きのこ」とさせていただきました。

 色々と込み入った工程でしたが、ええ、ぶっちゃけた話、最終的には完全に好き放題やらせていただきました!

 今は自信を持って「面白いものを書いた」と胸を張れます。
 メルブラとかアンコとか劇場版空の境界にかまけていた奈須ですが、
 まるまる一本、自分色テキストのゲームを出すのは実に三年ぶり。
 一ユーザーとしてもスタッフの一人としても、今は「RPGとして体験する聖杯戦争」に胸を躍らせています。


 同時に、先行していたタイトルである『魔法使いの夜』『DDD』より先に『Fate/EXTRA』が世に出る事を、強く反省しています。
 待っていてくれるユーザーの皆さんにし謝罪と、感謝の言葉を。並行して作っているので、もう少しだけ温かく見守ってくださいませ。
『魔法使いの夜』に関しては、6/21に色々とお知らせできると思います。
『DDD』に関しては―――んー、まあ、去年書いたものが、もうすぐ発売されたりされなかったり?


  ◆

 とまあ。
 そんな内輪事情より、『Fate/EXTRA』とはどんなゲームなのかを分かりやすく説明するのが自分の役割なんですが……これがホント、口頭で説明したところで単語の羅列になってしまうというか。

「なあkinoko。EXTRAって見た目ペルソナ、内容シレンなの? つーかライダーさん(stay night仕様)がいないとか、きのこは舐めてるの?」
 と知人からお叱りのメールを受けるも、

「うるせえな、むろし天外魔境Ⅱだよ、天外でいうところの一国を攻略する=その回戦を突破する、と思えばたいへん目安になるでしょう。それが最後の一人になるまで続くと思いねぇ」
「ゴクリ。では、はまぐり姫に該当する敵マスターがいると?」
「……他人のコトは言えねえけど、アンタもたいがいオールドゲーマーだな」

 などと、こんな感じでイメージを伝えるのが精一杯。
 もういいかげん試遊会を開くのはどうか、とマーベラスの偉い人にお願いしてみましたので、予算の都合とタイミングが合えば、秋葉あたりで一足先に『Fate/EXTRA』を手に取る事ができるかもです。
 百聞は一見にしかず。実際にプレイすれば、「ああ、これはstay nightではない、自分だけの聖杯戦争だ」と納得していただけると信じています。



  ◆

 ともあれ、発売まであと一ヶ月とちょっと。
 このあとはtype-moon的に大本命である『魔法使いの夜』が待っていますが、一足先に“RPGのシナリオライター”としての奈須きのこを楽しんでやってください。

June 25, 2010

June 25, 2010

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2010/6/25 : お疲れさまでした(きのこ)
今月号のコンプエースで、「MELTY BLOOD(桐嶋たける著)」が無事、完結いたしました。
桐嶋先生、お疲れさま&ありがとー!


TYPE-MOONにおける正式ナンバーのコミカライズの中では最初のゴールでございます。
格闘ゲームの漫画化という難しいジャンルでしたが、毎月楽しませていただきました。
つーか前半の真面目なシオン編から、後半のカオス極まる遠野家編を真っ正面からよく……よく再現してくれた……!

あの振り幅の大きさこそが「月姫」にはない「メルブラ」の味。
来月には「佐々木版・月姫」も無事完結を迎えられそうだし、連載も巻数も仲良くゴールと相成りそうです。

ともあれ約五年間の長期連載、本当にお疲れさまでした!
アザース!


そして「Fate/stay night」は達人の領域である二桁巻コースに突入……
フフフ、こうなったらいけるところまで行ってもらおうじゃない……


  ◆◆◆

一方そのころ、きのこは仕事の合間に「GHOST TRICK」を楽しんでいるのであった。
ミサイル可愛いよミサイル。
逆転裁判の頃から痛いほど思い知らされていたけど、巧 舟さんはほんっと、いいプロットとテキスト書くわ……。
たった二十文字のウインドウで、なんであんなに面白いキャラ立てができるんだろう。

DS持っているのならプレイして損無しのゲームです。

July 2010

July 12, 2010

July 12, 2010

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2010/7/12 : フィィィッシュ!(きのこ)
呟く場がないので、ここで一言だけ。



大物を 釣り上げた!



ふふふ……あの男は暇さえあれば秋葉原のカオス館にて洋ゲーを買いあさっているので、まことに捕まえやすいのであった。


サンキュー、池袋の男!
でもゲームはホドホドにな!(おまえが言うなという総ツッコミに対し、クラウザーの当て身を先行入力)

July 23, 2010

July 23, 2010

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2010/7/23 : EXTRA(きのこ)
「Fate/EXTRA」、無事発売いたしました。
よろしくお願いします。


……と言いつつ、キャス狐でちょろっと遊んでみたら……最後のテストプレイがセイバーだったからか、コイツ……こんなに……コハッキーでいいのか? というアレさ加減にビックリしました。あっれー、テストプレイの時はそんなに感じなかったんだけどナー、セイバーの後だと二倍増しでコメディに見えるのやもしれません。
にしても火力がなさすぎて困る。一週目でキャス狐を選んだユーザーはマジ地獄。


そんな中、あまりにも「主人公の性別、男女で違いがあるの?」という質問が多かったのでここでフォローさせていただきます。

結論からいうと、大きな違いはありません。
テキストも多少変化があるのはアーチャーぐらい?
赤セイバーはほら、ああいう人だし。
キャス狐はほら、ああいうIN-RANだし。
男主人公の利点→ハサン先生ばりの調和力。モブに溶け込むコトもやぶさかではない謙虚さ。大キャストのポーズがカッコイイポーズ。
女主人公の利点→かわいい。モノローグもあいまって、台詞回しはわりときついのでは、と想像する。

なので、性別でシナリオ/テキストが変化するコトは基本ありませんので、お好きな方でプレイしてください。
個人的な感触としては、

赤セイバー/男主人公でも女主人公でも楽しい。
いつもの赤マント/女主人公がベスト。テキストは変わらないけど、実は演技方針がちょっと変わる。女主人公に対してはやや優しく、男主人公には嫌味だけど頼れる先輩っぽい言い回し。最近はゾンビ学園で主役もやってる。収録時に「なるほど、サンデーじゃねーの」と言ってもらおうと思ったが自粛した。
キャス狐/ユーザーさんが男なら、男主人公がベスト。とにかくベタ甘。難易度激辛。


また、マイルームでの特殊会話条件はサーヴァントごとに違います。
赤セイバーのレアはアイテム使いまくったり(イージーモードだとわりと見落としがち)、無駄に派手なコトをしてみるとよいです。
キャス狐のレアはダメージを受けまくったりする。
アーチャーは分かりやすいんで、普通にプレイしていれば軒並み発生すると思われ。


以上、プレイ前の豆知識でした。

July 28, 2010

July 28, 2010

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2010/7/28 : さらば愛しき化身。(きのこ)
祝、佐々木少年版・真月譚月姫 完結。

原産はもう十年も前になる、未熟なところだらけのノベルでした。
それを恐ろしいまでのイメージ補強とストーリー精度で
素晴らしいコミックに仕上げていただきました。

もはや何も言うことはありません。
佐々木先生、七年間ありがとうございました。
九月に出る最終巻、楽しみに待っています。

ふふふ……最後に、奈須きのこをも上回るアルク愛を見せてもらおうじゃねーの。


◆◆◆


一方、友人からメール来る。

「アーチャーのネタ台詞、消えてねぇじゃねーの」

え……あ……え?
いや、そんなバカな、たしかに一月あたりに収録したけど「これはカットしてください」って言ったよ?
テストプレイの時だってそんなボイス再生しなかったよ?
やだなぁかつごうったってそうはいきませんよ、これだから旧知のツレは人が悪―――

って、ホントに言ってるーーーー!?


責任者はどこか。cv:浅沼晋太郎

September 2010

September 28, 2010

September 28, 2010

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2010/9/28 : 御無題。(きのこ)
「むこうぶち」28巻が面白すぎてニヤニヤが止まらない。
11巻から夢に見てきた展開が、まさかここにきて成立するとは……

そして大哥と呼ばれるほどになった江崎さん素敵すぎ。
基本、ゲストキャラ=デッドエンドのこの漫画において、ここまで魅力的なキャラになって生き延びるとかマジ抱いて。
まあ、最後までカイに名前を呼んでもらえないのは分かりきってるけどな!


しっかし、ホントに「むこうぶち」はクオリティ落ちませんね。

October 2010

October 3, 2010

October 3, 2010

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2010/10/3 : 時に愛は。(きのこ)
2010 10 03 PM6:00。

美しい南海銀河バトルステージに
「そりゃこんなの見せられた十代の子は青春を謳歌したくなるよ、正しく夢を与えるアニメだよ」
とちょっとだけボーイズ&ガールズが羨ましくなった後、
無性にアドゥレセンスしたくなったのでDVDを引っ張り出す。
スターのブルーレイもいいけど、こっちもブルーレイ化してくれませんかね。



いつかシネコンクラスの映画館で劇場版ウテナを見るのがワタシの夢。



さらに雑談だけど、「季刊ゼラチン・あき」の火鳥さんの漫画がサイッコーだった。
タイトルすらネタバレになるので言えないのですが、
ぜひ何も気構えず、頭からっぽにして見てほしい。
つーか作中のとある名称(キュアブロッサム、キュアマリン系)は何度見ても吹く。

October 10, 2010

October 10, 2010

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2010/10/10 : 無題。(きのこ)
そんじゃ徳島行ってくる。

今まで一度も行けなかったワタシですが、ようやく休みがかち合った。

October 19, 2010

October 29, 2010

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2010/10/29 : 無題。(きのこ)
バリツといえばシャーロックホームズ。
ホームズの武術といえばバリツ。


でも そのバリツは ねえよ!


いや、ほんと騙された。
「騙されたと思って見てみて」と言われたけど、まさしくまさしく。
『探偵オペラ・ミルキィホームズ』は、ただの萌えアニメではごさらぬ。
もっとおぞましい、
マイメロにちょっとだけ隠された狂気分とか、
ギャラクシーエンジェルの神回の時のクオリティとか、
それらが二十五分ぶっ続けで再生される、ダメ人間にとってご褒美のようなアニメだ。

今期は多種多様なニーズに応える秀作が多いようですが、
最終的にはミルキィホームズが勝つ。と思う。
世間の評価とか関係なしに。俺の中で。

とりあえずGA好きの方、三話と四話は必見。
知恵と知識をこねくりまわして、全力で阿呆なコメディを作れるスタッフに拍手を!


November 2010

November 23, 2010

November 23, 2010

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2010/11/23 : 満月の夜に。(きのこ)
と言うわけで情報解禁となりました。

「坂本真綾の満月朗読館」

いまだ未熟な我々ですが、精一杯参加させていただきます。
どうか温かい目で見守ってやってください。

しかしこの企画、ほんと正気じゃない。
自分に話をふってくるのも冒険なら、最終夜の枠組みも冒険です。
朗読を、ライブで、映像こみで、映画館でネット中継。
昨今の主流はイージーな企画で、安定した娯楽を提供するコトでしょう。
それに真っ向から挑む志を見せられては、否と言える筈もありません。

最終夜のバトンを回され、どうしろというのだ、とのたうち回っていたのもいい思い出。
もう完全に開き直って、自分の信じる作風をマックスで出してみました。あれが会場でどういった作品になるのか、いまから楽しみです。

December 2010

December 17, 2010

December 17, 2010

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2010/12/17 : 祝完結。(きのこ)
佐々木少年著・真月譚月姫。
18日発売予定の10巻をもちまして、堂々の完結です。

十年前。
いま見なおすと未熟で、けれど熱量だけは有り余っていたADV「月姫」。
佐々木少年はそんないびつな作品を再構成し、多くの要素を付け足しながらも最後まで「月姫」の根底にあるものを守り通してくれました。

帯に書かせてもらった大コピーは(ぶっちゃけ)月姫R用に考えたアルクルートエピローグの英語表記でしたが、気が付けば最後のコピーとして贈りつけていました。
ええ、ええ、いいですとも。これだけの完成度なんだから、それぐらいくれてやるわー!


なんか12月24日はアルクの誕生日らしいので、そんな記念日に合わせて読んでみるのもいいと思います。他にやることないし。は、イヴ? なんスかそれ、わりーけど風邪薬とか間に合ってるから!



  ◆

ところで、いままでさんざん「佐々木少年のアルクェイドへの愛がすごい」と言ってきたけど、あの人はもともと生粋のシエラーなんですよ。
全十巻、読み直してみるとホントよく分かる。サブヒロインの位置づけであるシエルが魅力的なので、佐々木版月姫(アルクルート)はあんなにも厚みがあるのです!

  ◆

でもシエル先輩だって脱いだらすごいんだぜ。
おもに完全武装的な意味で。あれを真っ赤に塗装したらインスタント・ミニスカサンタの……誕生……だと……?

December 21, 2010

December 21, 2010

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2010/12/21 : 満月の夜に雨。(きのこ)
というワケで、満月朗読館お疲れさまでした。
朗読してくださった坂本真綾さん、
ムービーを担当してくれたufoさん、
作画&彩色の武内&逢倉千尋さん、
スリリングな舞台をセッティングしてくれた太田さん、
ありがとうございました!

ライブ故の難しさもありましたが、たいへん素晴らしい劇場だったと思います。
絵の出し方のタイミングとか、なまじゲーム作ってると「そこ!ズレてる!2秒遅い!」とか思っちゃうのはもう職業病として仕方がない。

朗読用としては反省するところの多い脚本でしたが、
やりたいことは全部やったので後悔はありません。

しっかし、着物(ドレス)ver.の姫の美しさは自分も度肝を抜かれました。
あんな風に美しく加工されるとは知らなかったYO!

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